医師自身による中医学 Herbal Medicine(漢方)とAcupuncture(鍼灸)

(診療科目)内科、心療内科、
 漢方内科、老年内科

お電話でのご相談、予約受付

お電話でのご相談、予約受付TEL.03-6273-2209

予約なしの当日のご来院も可能です。ご来院前に空き状況確認のお電話をお願い致します。

ページTOP

書類イメージ症状別治療例のご紹介

現在お悩みになっている症状がありましたら、下記のボタンより治療例をご覧いただき、ご相談の参考にしてください。

診療のお知らせ診療のお知らせ

この暑さが冷え症を招く


いよいよ夏本番。
電車、オフィス、スーパー、デパートは冷房が効き過ぎ、お冷、ビール、アイスクリームと飲食物も全て極冷えのサービスです。
一方、太陽と外の熱気はまるで耐え難い修行です。
そこに梅雨空が加わって御覧なさい。一挙に体に異変が来ます。

疲労、倦怠、頭痛、鼻水の風邪症状。
食欲不振、下痢の消化器症状、そしてイライラ、肩こり、不眠の連鎖反応となります。

健康は陽気の産物。
体温・血流をサポートする陽気、この陽気が強い冷房と冷えた飲食物で奪い取られます。
陽気不足(陽虚)こそ上記の不定愁訴や自律神経失調症の原因なのです。

陽虚の予防改善(補陽)は、緩めの冷房と冷食材の節制。
さらに温かい食材(ネギ、生姜、暖かいお茶)を摂り、運動・入浴でその効果を高めます。

この生活改善で治らない頑固な冷え症には漢方・鍼灸の出番。
1)補陽(腎、脾を温める)の生薬には:修治附子、桂枝、当帰、生姜、
2)胃腸の不調には:補中益気湯、
3)食欲不振、吐き気には:半夏瀉心湯、二陳湯、藿香正気散、
4)肩こり、頭痛には:桂枝茯苓丸加ヨクイニン湯、
5)生理痛、腰痛には:当帰芍薬散、牛車腎気丸がお奨めです。
6)頑固な自律神経失調には:三焦鍼法(外関、血海、足三里、気海、中脘、膻中)。
7)灸のツボには:足三里、三陰交、血海、気海、関元、天枢などを選びます。

夏の冷え症は理由が明白。
原因排除を前提に漢方・鍼灸の治療は、理論的にも実際上も適切な対処法です。

(180522)


男にも更年期障害があります


更年期障害と言えば生理がなくなるころの女性。実は40歳後半から50代男性にもある。
イライラ・のぼせ・汗かき・だるい・トイレが近く尿漏れが不安で不眠となる。そのため昼は集中力に乏しく頭痛・めまい・食欲不振・便秘・下痢を繰り返す。検査では異常なし。自律神経失調症と云われ睡眠薬、安定剤、総合ビタミン剤など服用しても改善しない。 生命エネルギーの源である「精」を貯える「腎」ですが、女性の腎は35歳、男性は40歳で頂点、女性は49歳で男性は56歳で更年期となります。
そのとき泌尿生殖器、ホルモン、カルシウム代謝、免疫機能が低下し貯えた腎精が減少し体力・性機能が衰え脱毛、排尿トラブルといった症状が増大します。
口渇、不眠、物忘れ、集中力低下、不安、怒りやすい、動悸、発汗、息切れ、頻尿などは肝腎両虚、肝心火旺に相当します(五臓弁証)。治療は滋補肝腎、(補腎の六味地黄丸)、疎肝解うつ(疎肝の柴胡加竜骨牡蛎湯)さらに自律神経安定の加味帰脾湯、抑肝散加陳皮半夏などが最適です。

当クリニックの症例:50代男性
尿の出が悪く残尿感、足の冷え、こむら返りで、反対に上半身が熱く汗をかき易い。腰痛、不安感、疲労感、イライラがあり口内炎も出現する。
この治療は鍼(三焦鍼法)とツムラ漢方エキス(牛車腎気丸)で開始。1ヶ月後に冷え症が少なくなり集中力と体力が回復し口内炎がかなり消失した。しかし排尿、尿漏れが治らないので補腎理気疎肝(腎を補いストレス発散)のために26種類の生薬(重さ約70g)を処方した。その結果、症状は全体的に改善し現在に至る。
新漢煎2号(約40g)=抗加齢・抗認知症の凝縮生薬も好評提供中です。

(180501)


慢性難治性湿疹の漢方治療


30歳代 女性 
主訴:過去3年来、顔に難治性湿疹が繰り返し発症。血液検査で異常なし。
美容外科で塗布薬(ニゾラール、ロゼックス)やサプリ、ビタミン剤を使用したが全く効果なし。
初診:写真のように口と鼻周囲、頬に赤いニキビ様吹き出物。かなりかゆく浮腫みも酷い。
舌診スキャン:むくみがひどい。
難治性湿疹 難治性湿疹
煎じ薬と漢方塗り薬(ステロイドを含まない)を使用した結果、以下のように軽快した。
難治性湿疹 難治性湿疹
口の周りの湿疹は代謝に関わる脾が弱いため代謝機能が遅れ酒が肝胆に負担をかけ、ストレスが口内炎と湿疹発生に関与し、炎症のためかゆみと赤みが出現した。治療は天然生薬26種類(76g/日)の煎じ薬と漢方の塗薬を応用した。清熱解毒、健脾阹湿で脾を活性化し代謝を促し、老廃物の解毒により皮膚炎を消失させた。2週間後の再診時には湿疹の8割とかゆみが消失。体質改善のため引き続き煎じ薬を2週間継続し体調も改善した。体質改善のため少しずつ減薬し現在も服用中で経過を観察している。
ほぼ治癒したといえる。

(180501)


春の悩みは心(しん)と肝(かん)(イライラ・不安・不眠・うつ)
その解決には漢方と鍼灸が第一選択です


春三月、厳しい冬から解放され植物が芽を吹き、花を咲かせる。冬眠から目覚めた動物は元気で野生の表情を現わします。わたしたちは如何でしょうか? 大きな寒暖の差と激しい風もあり、うつ、不眠、イライラから自律神経失調症がでてきて痴漢や自殺そして殺人、人身事故など異常なニュースでにぎわいます。

春のメンタル異常は中医学で
樹木の枝と葉は強い風に煽られ揺れ、人間も感情的に煽られ不安定になります。心の落ち着きを失うのが特徴で、中国にはこれらに対し古代から興味深い表現があります。 桃花痴(色きちがいの痴漢)、瘋病(統合失調症)、癲癇(気持ちが落ち着かず失神発作)、梅核気(喉になにか詰まった違和感)、奔豚病(腹部の動悸が上下に動く)、鬱症(落ち込み)などは春に発症するいわゆる4月病や5月病に相当します。 これらの症状を理解するのが難しいため、医師は精神安定剤を基本とした治療をします。しかしなかなか理想的な効果が得られず重症化すると治療はお手上げ状態となります。

中医学の症状分析(弁証)で治療(論治)が決まる
症状 弁証 論治(主生薬)
心肝血虚

ストレスで不眠

養心(動悸を抑える)
疎肝理気(気のめぐり改善、精神安定)

牛黄、冬虫夏草

肝脾不和

食欲不振、胃痛、吐き気

調和肝脾(胃腸機能の回復)

陳皮、半夏

肝陽上亢

イライラ、怒りっぽい

重鎮安神(気持ちの落ち着きで不眠解消)

竜骨、牡蠣

肝風内動

めまい、ふらふら、頭痛など重症状態

潤燥阹風(五臓六腑を潤し精神安定化)

防風、天麻

  1. 症状分析(弁証)

    春に多くなる症状は中医学で以下の様に分析(弁証)されます。
    ストレスで不眠の状態(心肝血虚)<しんかんけっきょ>
    食欲不振、胃痛、吐き気(肝脾不和)<かんぴふわ>
    怒りっぽい(肝陽上亢)<かんようじょうこう>
    めまい、ふらふら、頭痛など重症状態(肝風内動)<かんふうないどう>

  2. 治療法(論治)

    それぞれ、疎肝理気(気のめぐりを改善し精神を安定させる)、養心(動悸を抑える)、調和肝脾(胃腸機能の回復を図る)、重鎮安神(気持ちの落ち着きで不眠を解消する)、潤燥阹風(五臓六腑を潤し精神の安定化を図る)という名目で、処方に軽重をつけた治療となります。

  3. ベストの弁証論治は生薬

    生薬の種類は防風(砂漠の木)、柴胡、小麦、大棗、竜骨、牡蛎、酸棗仁、龍眼肉、木香、陳皮、半夏、牛黄、冬虫夏草などがあります(生薬についてはこちら)。患者さんの体質と虚証の程度に合わせ重量に軽重を付けたオーダーメード煎じ薬となります。とくに症状が重い方には最も効果がでますが副作用の心配はほとんどありません。体質改善の目安は2、3ヶ月となります。悩みを抱えた多くの方たちが治り、感謝されています。

  4. 基本養生刺鍼として三焦鍼法

    三焦鍼法は当初認知症に特化して発展させました。経験を積むと、その効果は全身の体質改善やメンタル健全化に役立つことを確認しました(6月のセミナー講演)。本来の益気調血・扶本培元の体質改善に加え、たとえば花粉症であれば迎香、太陽など関連ツボを応用することになります。漢方と鍼の相乗効果は聞きしに勝るものがあるので、是非ともメンタル不安を改善してください。 

(180326)


花粉の季節到来には新漢煎1号を!


花粉症とは
花粉が原因抗原となって起こるアレルギー疾患です。

西洋医学での花粉症対策
点眼薬や点鼻薬などの対症療法では、体質改善等の根本的効果は期待できません。
それらの薬の副作用で頭がボーとし、眠くなったりします。

漢方治療の説明(弁証)
漢方治療における、花粉症の弁証(説明)は「外感風寒、内停寒飲」とされます。
花粉症の症状は、臓腑(五臓六腑)の肺に関する七竅(7つの孔;鼻、耳、目、口)に症状が現れます。

新漢煎1号のご提供
花粉症やアレルギー治療薬として、宿方クリニックじ薬、新漢煎1号を特別処方と破格の経費でご提供いたします(400円/日)。
ツムラ19番小青竜湯で効果のない方にお勧めです。

これらの漢方薬には即効性があり一ヶ月の治療で体質改善し花粉症の症状を抑えます。
しかも、漢方薬には副作用がほとんどありません。
体質改善されれば、来年の花粉症発症も抑えられますので、花粉症の症状を抑えるのではなく、花粉症を根本的に治したいのであれば、漢方がお勧めです。

(180223)

クリニックイメージ新宿漢方クリニックのホームページへようこそ

新宿漢方クリニックでは西洋医学と東洋医学の融合医療により、患者さま中心の診療を行っています。
健康不安やストレスをお持ちの方、治療困難な慢性疾患でお悩みの方を対象に治療し、患者さまのQOLを高めます。

  • 院長 川並汪一

    日本医科大学名誉教授
    認知症Gold-QPD(鍼灸師・医師)育成講座代表

  • 漢方アドバイザー 鐘(大井) 良辰

    北京中医薬大学卒
    元日中友好病院医師
    上海中医薬大学日本分校教授

(英語、中国語にも対応します。)
▶新宿漢方クリニックについて詳しくはこちら

健康保険診療が可能です健康保険診療が可能です

当院では患者様のご要望、症状に応じて健康保険診療を行っております。
健康保険診療の場合:初診料と処方箋合計 1,050円(3割負担)(薬代は処方薬局でお支払いいただきます)が一般的です。

※保険診療とは別扱いの自費診療については、初診時にご説明いたします。

院長イメージセカンドオピニオンについて

現在の治療に不安があるものの、セカンドオピニオンにいま一歩踏み出せない方へ

・セカンドオピニオンは、自身の意志で受けることができます。
・西洋薬を続けながら、東洋医学の治療ができる場合が多くあります。
・当院では西洋医学の治療を否定せず、本人の希望、経緯や症状から総合的に診断します。
・当院では、西洋の医師が診察し、個人の症状に合わせて漢方処方や鍼施術を提言します。

Copyright© 2018 新宿漢方クリニック All right Reserved.