① 約7割は介護士、ケアマネ、看護師と顔見知りで交流もあり。
② 約6割はかかりつけ家庭医と顔見知りで交流あり。
③ 約4割は市区役所や役場などの高齢福祉課の担当者と交流あり。
質問1:三焦鍼法をどんな患者に利用しているか?
44%の鍼灸師は全ての外来患者に基礎刺鍼として応用。
47%は認知症、18%はメンタル疾患、14%はフレイル対策として利用。
(地域で認知症患者さんに遭遇することは少なく、来院する人数は限られる。)
質問2:三焦鍼法にかける施術時間はどの程度か?
46%の鍼灸師が30分前後、30%がほぼ60分を当てている。
質問3:三焦鍼法の治療効果はどの程度か?
受鍼者の4人に 1 人(25%)は初回から気分がすっきりし睡眠も良くなった。
認知症受鍼者の70%は、施術回数が増えるにつれ会話と笑顔が出て話が通じやすくなった。
その結果、介護者と家族の負担が大幅に軽減、本人を含む QOL 向上が明らかになった。
質問4:三焦鍼法の施術を終了するタイミングはいつか?
85%の鍼灸師は、患者ごとに終了の目安を適宜決めている。
58%の鍼灸師は、家族が連れて来なくなった時をゴールと考えている。
施術5回ないし10回を治療ユニットとして区切り、終了の目安の時間とする。
▲韓景献先生
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