漢方煎じ薬の特徴的効能
疾患・症状 | 漢方治療の効果 | |
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エキス | 煎じ薬 | |
がん治療の後遺症 抗がん剤、放射線照射、ホルモン療法 |
困難 | ◎◎◎ |
難治性皮膚疾患 慢性アトピー、落葉状天疱瘡、難治性多汗症 |
不可能 | ◎◎◎ |
手指関節症と全身疼痛症 ヘバーデン、プシャール、線維筋痛症 |
不可能 | ◎◎◎ |
以上の治療効果は、とくに難治性症例に限定した院長個人の印象です。
*エキス;健康保険適用の細粒薬(他の西洋薬と同レベル)
*煎じ薬;自費診療適用の生薬煎じ薬
がん治療の後遺症で患者さまはいろいろな負荷を負うことになる。
手術はもちろんであるが、一定レベルの治療を実施すれば、専門医はそれ以上関与せず、送り出すのが普通です。
実はこれから始まる副作用(食欲不振、嘔吐、下痢、貧血、頭痛、シビレ、脱毛、疲労倦怠など)とメンタルのケアが不可欠で、
それが家庭医の役割となります。これまでの経験では、生薬煎じ薬は最後の切り札で、それ以上効能ある治療は望めません。
日常の皮膚疾患の悩みに患者さまはかなり困惑している。
難治性アトピー性皮膚炎、多汗症、落葉状天疱瘡などは皮膚科の難病です。どんな西洋薬にも反応が鈍いものです。
数週間で体質にあう煎じ薬の種類を選別し、その後多少とも時間をかけ服用してもらうと、快方に向かうのを実感できます。
へバーデン結節、プシャール結節、線維筋痛症は治ってゆきます。
手指末節骨関節の変形と疼痛、全身の高度の筋肉痛に困惑し専門医に出かけても、適切な治療効果を期待できません。
患者さまは半ばあきらめることが多いようです。しかし、生薬せんじ薬には意外なほどの効果が期待できます。試してください。